視力回復 レーシック 治療Q&A - 品川近視クリニック

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相談日：2008年07月15日

[ 治療前の不安 ]
レーシック手術をしているので、網膜手術ができない、もしくは手術がしにくくなるといったことはないでしょうか？
（ 25歳 ／ 男性 ）

強度の近視のため、右目が網膜変性の萎縮性円孔と診断されました。
現在はまだ、手術する必要ないと眼科医には言われました。
しかし、将来症状が進行し、網膜剥離を併発し、網膜を手術するとなると、その際、レーシック手術をしているので、手術ができない、もしくは手術がしにくくなるといったことはないでしょうか？

レーシック治療では治療の際に眼球を圧迫するため、網膜に円孔がある場合には、レーシック治療によって網膜剥離が起きる可能性もありますので、網膜円孔がある場合には、レーシック治療前に必ず網膜のレーザー治療をお受け頂く必要がございます。
尚、網膜のレーザー治療をお受け頂いてから１ヶ月間経ち、眼の状態に問題がなければレーシック治療は可能です。

また、網膜剥離となり、入院下で手術を行った場合は、手術後６ヶ月経過し、眼の状態が安定していればレーシック治療は可能です。
但し、網膜のレーザー治療後や、網膜剥離の手術後であっても、 100％安全というわけではございませんので、レーシック手術後も定期的に現在通院されている眼科に受診されることを、お勧め致します。
網膜円孔に関しては、レーシック治療をお受け頂かない場合でも、年齢による変化として網膜剥離が起きる可能性がございますので、いずれにせよお近くの眼科にて半年か１年に一度は、定期健診（眼底検査）をお受け頂くことが大切です。
尚、レーシック治療後に眼の病気になった場合でも、お近くの眼科での治療は可能です。
但し、眼科に受診される場合は、レーシック治療を受けられたことを予めお申し出下さい。

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レーシック治療ミニ知識

レーシック（Lasik)とは、Laser in Situ Keratomileusis「レーザーを角膜に照射し、修正する」という意味の頭文字を取った略語になります。
その名の通り、レーザー（エキシマレーザー）を使用して、眼の角膜を薄く削り、屈折力を調整して視力を回復させる手術です。
全米でのレーシックの症例数は、年間130万件以上にのぼります。
日本では2000年１月厚生労働省（旧：厚生省）に、エキシマレーザーの安全性が認められ、メガネやコンタクトに代わる第3の視力矯正方法として、注目を浴びています。