視力回復 レーシック 治療Q&A - 品川近視クリニック

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相談日：2008年01月12日

[ 治療前の不安 ]
実際にレーシック手術をされた方から将来的に失明するかもしれないと言う話を聞き、非常に悩んでいます。
（ 49歳 ／ 男性 ）

現在検討中の者です。
色々調べているのですが実際にレーシック手術をされた方から将来的に失明するかもしれないという、先の実績がない手術が故の話を聞き、非常に悩んでいます。
検査も受けていない状況で悩んでいても仕方がないのかもしれませんがもし失明するような事が有れば家内に迷惑をかけるし自分も困るしで決心が付かない状況です。
いろんな合併症も聞いていますが失明するかもしれない理由や可能性をお聞かせ下さい。
私の視力は0.01に満たない状況であり、老眼も出てきており長年使用してきた（約30年）コンタクト使用も老眼で止め、現在遠近両用の眼鏡を新調し使用しています。
最薄型レンズを持ってしても牛乳瓶の底状態です。
又、コンタクトの時にはあまり感じなかった夜間の見え方も光がぼやけ、非常に見え辛く困っています。
宜しくお願い申し上げます。

エキシマレーザーで人間の近視治療が行われるようになって約20年になりますが、レーザーの影響で10年後20年後に何か悪いことが起きていることは全くありません。
また、原理的にも安全と考えられる為、現在、毎年世界で数百万人の方がレーシック治療を受けられております。
日本国内で眼科専門医が行ったレーシックが原因で失明したという報告は現在までに一例もありません。
また、当院で行っておりますイントラレーシック治療で失明された方は、世界で一例もございませんのでご安心下さい。

治療に関して最も可能性があるリスクとしては、一度の治療で必ずしも近視乱視が完全に治療できるとは限らないことがあげられます。
１回目の治療でも近視や乱視等が残り、追加の矯正治療が必要となることもあり、その可能性は当院では１％未満となっております。
尚、当院では２回目の治療を受けられた方はほぼ全員が1.0以上の良好な視力に回復されております。
その他のリスクとしては、手術後は一時的に涙の分泌が不安定になる為、眼が乾きやすくなる(ドライアイ)症状が出やすくなります。
また、最初の内は光が散乱したり、ぼやけて感じたりするハログレア症状が出ます。
これらの症状は時間の経過と共に改善していきますが、まれに、生活に支障がないレベルで症状がわずかに残ることがあります。

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レーシック治療ミニ知識

網膜にピントが合っている正常な状態を「正視」といいます。
正視（近視・遠視・乱視がない眼）では、角膜を通った光が角膜と水晶体で屈折し、網膜で焦点が合うようになっています。
これに対し、網膜の後ろにピントが合っている状態を「遠視」といいます。
遠視の場合は、角膜の屈折する力が弱いため、網膜より後方で焦点が合います。
遠視になると近くの物がぼやけて見えます。