品川近視クリニック視力回復レーシックQ&A

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Q&A

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2012年04月06日 (30歳/男性)

Q.相談 私は円錐角膜なのですが、フェイキックIOLを受ける場合、コンタクトレンズの事前制限はどの位の期間必要なのでしょうか。

 

A.回答 レーシック手術では角膜を削って近視乱視を治療するのですが、円錐角膜等の角膜の形状に異常がある場合には、レーシック手術で角膜を削った後でも角膜が変形して再び近視乱視が出てきてしまう可能性が高いため、残念ながらレーシック手術はお勧めできません。
また、フェイキック IOL手術については、眼鏡装用時の視力が悪いようであれば、手術を行っても円錐角膜の形状は変わらないため、視力の改善は難しいかもしれません。
眼鏡使用下での視力が 1.0以上と良好であれば、フェイキックIOLの手術で改善できる可能性はございます。

尚、円錐角膜がある方への手術方法としては、当院では『角膜リング』施術を行っております。
角膜リング施術は、角膜に特殊プラスチック製のリング状の補強材をイントラレースFS60レーザーで角膜内に作成したトンネル内に挿入することで、角膜の形状を改善させ、それによって視力を向上させる手術方法です。

角膜が歪んでしまっている場合には、通常、眼鏡やコンタクトレンズの装用が困難である場合が多いのですが、角膜リング施術の目標としては、現在の角膜の歪みを出来るだけ治療することで、より眼鏡やコンタクトレンズを合いやすくします。
また、角膜リングには、円錐角膜の進行を抑える遅らせる効果があると言われており、特にまだ年齢的にも若く今後も進行する可能性がある方に対しては、お勧めできる手術法だと思われます。

但し、もともとの角膜の状態にはかなり個人差があり、リングを挿入した後の角膜の反応にもばらつきが大きいため、レーシックほどの矯正精度はありませんので、施術後も幾分か近視乱視が残るため、視力矯正の補足としてメガネやコンタクトレンズの使用が必要になることと思われます。

このため、もしコンタクトレンズである程度視力が出て生活上問題が無いようでしたら、あまり角膜リングはお勧めではございません。
コンタクトが装用できる方は、角膜リングよりもコンタクトの方が視力の改善がよいため、施術不適応とさせて頂いております。

円錐角膜の治療について希望があるようでしたら、一度当院(東京)にお越し頂けましたら、フェイキック IOLの手術等、適応があるかどうか確認させて頂きたいと思います。

コンタクトレンズをご使用中の方は、検査前はコンタクトレンズの装用を、一定期間中止して頂いております。
ソフトコンタクト(近視遠視)は3日間
ソフトコンタクト(乱視入り)は1週間(7日間)
ハードコンタクトは2週間(14日間)
検査後はコンタクトレンズの装用は可能となりますが、手術前までに出来るだけ眼の細菌を減らすために、手術の3日前から抗生剤を点眼して頂いておりますため、手術の3日前からコンタクトレンズの装用を中止して頂いております

※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。

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