品川近視クリニック視力回復レーシックQ&A

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Q&A

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2011年01月24日 (?歳/女性)

Q.相談 近視と老眼の同時治療手術を検討しています。
1)カムラインレーを片眼にのみ挿入する理由はなんでしょうか。
2)老眼はこれからまだ進む時期ですが、レーシックカムラ治療後、老眼が進むにつれて、近くが見にくくなってくるのでしょうか。
3)将来、白内障になった際に、カムラインレー挿入のため治療ができない、あるいは、カムラインレーを外し、また老眼になるということはないのでしょうか。
4)レーシックカムラの症例はまだ少ないようですが、手術後、数年後、数十年後の目への影響が心配ですが、どうでしょうか。
5)ハードコンタクトをしていますが、検査日の2週間は前から装着しないようにしないといけないのでしょうか。

 

A.回答 1)レーシックカムラは、治療をお受け頂くことによって、手元の近い距離が見えやすくはなるのですが、遠くの見え方が少し下がってしまうこともございますので、両眼の手術は行わず、片眼のみの手術にしております。
ただし、今までの老眼治療(CK治療やモノビジョン LASIK)には遠くの見え方がかなり下がってしまうという欠点がありましたが、カムラインレーによるレーシックカムラは、遠くの見え方を極端に下げることなく、近くの見え方を改善します。
また、CK治療やモノビジョン LASIKでは、左右の見え方を変える為、体質的に合わない方もいらっしゃいましたが、カムラインレーによるレーシックカムラはそういった方でも適応になる可能性が高いのも特徴です。
(暗い所での読書や極端に小さい文字を読む際は、老眼鏡が必要となる場合がございます。)

2)ただし、老眼の進行自体は一種の老化現象であるため、今後加齢と共に徐々に進むことが考えられます。
残念ながらカムラインレーは、加齢による老眼進行を調整することまではできません。そのため、レーシックカムラをお受け頂いた場合でも、年齢を重ねることで老眼が今より強くなっていくこと(ピントを合わせるための調節力が下がる)が予想されますので、それに伴い見え方も変わっていくことが予想されます。
当院では、予めその旨をご理解頂いた上で、手術をお受けになるかどうかを、ご自身でお決め頂いております。

3)将来的に白内障や緑内障などの眼の病気になった場合でも、病気の治療手術をお受け頂くことが出来なくなるといったことはございませんので、ご安心下さい。
尚、当院では、白内障の手術を行っておりません。そのため白内障手術をご希望の場合、現状では、お近くの白内障手術を行っている眼科様を受診して頂く必要がございます。
(特に通院しているクリニック等ないようでしたら、白内障手術を行っている当院の提携眼科をご紹介致します)
通常は、カムラインレーを取り出さなくても白内障手術を行うことは可能です。
しかし、白内障の程度によっては、カムラインレーが手術の視界の妨げとなる可能性もあり、その際は抜去する必要があるかと思われます。
(取り出すかどうかにつきましては、白内障の手術を担当する術者に決めて頂くことになります)
尚、カムラインレーの抜去が必要な場合、お近くの眼科では抜去することが出来ませんので、大変申し訳ございませんが当院へお越し頂けたらと思います。
カムラインレーを取り出しますと、徐々に通常のレーシック術後の状態になっていきます。

4)カムラインレー(KAMRA Inlay )を用いた老眼治療は、約7年前から世界中で臨床実験を行っております。
当院で治療を受けられた患者様は、手術1〜3ヶ月後には新聞を見る際に老眼鏡を使用する必要がなくなるまでに回復しております。
ただし、カムラインレー(KAMRA Inlay )の歴史は約7年とまだ浅く、後遺症や合併症に関しましては、今後も注意して経過をみていく必要があると思われます。

5)コンタクトレンズをご使用中の方は、検査と手術の前はいずれも、コンタクトレンズの装用を一定期間中止して頂いております。
 
【装用中止期間(使い捨てのレンズの場合も同様です)】
ハードコンタクトは14日以上。
※連続装用レンズを使用している場合は、お電話にてお問合せください。
※日常生活に支障をきたすようでしたら、安全の為にも矯正用眼鏡の装用をお勧め致します。
眼鏡であれば角膜を圧迫することはございませんので、手術当日までお使い頂いて構いません。

当院で導入している最新のエキシマレーザーは、検査結果をもとにレーザーを照射しており、より高い矯正精度を得る為には、コンタクトレンズの装用で圧迫されている角膜を元の状態に戻し、正確な検査を行う必要がございます。
コンタクトレンズの装用中止期間無しで検査をお受けになった場合、角膜の本来の状態を把握出来ませんので、治療が可能か、どの位の視力回復見込みがあるか等を判断することが不可能です。
また、コンタクトレンズの装用中止期間無しで手術をお受けになった場合、矯正精度が劣ってしまい、せっかく治療をしても回復視力が得られない状態となります。
コンタクトレンズの装用中止期間は、必ず正確にお守り下さい。

※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。

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