品川近視クリニック視力回復レーシックQ&A

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Q&A

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2009年10月22日 (45歳/男性)

Q.相談 すでに検査を受けて、アマリス500Zレーシックを受けようかと思っていますが、2点懸念事項があるので教えてください。
検査最後の診察の際に、右黒目の下の部分に傷があると言われました。
おそらくだいぶ前のものに見えるが手術時に網膜剥離が起きる可能性がゼロではないと言われました。
すでにできている黒目の傷のために、手術中に網膜剥離がもしかしたら起こると思うと手術を躊躇します。
手術中に網膜剥離が起きるとどのようになるのですか。
その際は手術を中止して、網膜剥離の治療になるのですか。
手術をして、視力を矯正するということはもうできなくなるのですか。
もう一点。
現在の裸眼視力は0.06と0.05ですが、年齢を考慮して、矯正の視力を両目1.2くらいにしておくと、数年後の老眼を自覚しにくく、手元が見やすい状態が維持されますか。
以上よろしくお願いします。

 

A.回答 カルテの所見では、レーシック前の眼底検査において、網膜変性(網膜の傷)が認められておりました。
レーシック治療では角膜の表面を薄く切開する際に、眼球を固定します。
その固定の際にどうしても眼に圧力がかかるため、もともと網膜に穴が開いている (網膜裂孔がある)場合には、レーシック治療でかかる圧によって、網膜裂孔から網膜剥離へと進行してしまう可能性も考えられます。
そのため、網膜裂孔がある場合(また、その疑いがある場合)には、レーシック治療前に必ず網膜のレーザー治療をお受け頂く必要がございます。
また、網膜剥離がある場合も、レーシック治療前に網膜剥離の治療をお受け頂く必要がございます。
尚、カルテの所見では、網膜剥離や網膜裂孔等の網膜の疾患は認められておりませんでした。
そのため、網膜剥離等の合併症を起こす可能性はほとんどありません。
しかし、可能性が全くないわけではございませんので、細心の注意を払いながら治療をさせて頂きたいと思います。
尚、強度近視の方は眼球の奥行きの長さ(眼軸長)が伸びているために、網膜が部分的に弱くなり、それによって網膜剥離が起きやすく、レーシック治療を受けられた場合でも、網膜剥離になるリスクが低くなるわけではありません。
(レーシック治療では角膜への屈折状態は変えますが、眼軸長は変わりません)
網膜変性に関してはレーシック治療の有無に関わらず、加齢に伴なって網膜変性が網膜剥離に進展する場合が稀にございますので、レーシック治療によって視力を回復された後も、定期的に地元の眼科で眼底検査をお受け頂くことが大切かと思います。

レーシック治療では近視乱視を矯正することは可能なのですが、残念ながら老化現象(老眼)に関しては治療は出来ず、既に老眼が始まっている方に関しては、完全に近視を矯正した場合には、手元はある程度の見えづらさが出てくることが予測されます。(その際には老眼鏡が必要となります。)
尚、老眼の対策としてわざと近視を残すことで、より近くを見やすくすることも可能です。
ただし、老眼対策として少し近視を残し、回復する視力をわずかに 1.0前後に弱めた場合でも、老眼の始まった初期の段階では手元の見えづらさはやわらぎますが、老眼そのものは年齢とともに進んでいくため、いずれ老眼鏡が必要になってきます。
また、一般論としては、手術後の遠くの見え方が現在使用されている眼鏡やコンタクトレンズよりも低い結果となってしまうと、せっかく手術をお受け頂いても、以前よりも見えづらいといった感じをお持ちになる可能性がございます。
尚、実際にどのように治療をするか、どの程度近視を残すかなどは、治療当日の診察の際にご相談頂くことも可能ですので、お気軽にお申し付け下さい。

※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。

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