品川近視クリニック視力回復レーシックQ&A

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Q&A

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2009年10月10日 (55歳/男性)

Q.相談 一年前に他院でレーシックの手術を受けました。
老眼があり術後近くが見えづらく可能であれば老眼治療を受けたいと思っています。
カムラに興味がありますが、対象でないようです。
しかし最近HPでセット治療を目にしました。
受けられる可能性があるのでしょうか?
また、老眼が進んでもカメラは対応できるのでしょうか?
それとも再手術が必要になるのですか?

 

A.回答 当院では2009年6月1日より老眼治療カムラ(KAMRA )をスタート致しました。
カムラ(KAMRA )は、治療をお受け頂くことによって、手元の近い距離が見えやすくはなるのですが、遠くの見え方が少し下がってしまうこともございますので、両眼の手術は行わず、片眼のみの手術にしております。
今までの老眼治療には、CKやモノビジョンLASIK がありましたが、遠くの見え方が下がってしまうという欠点がありました。しかし、カムラ(KAMRA )による老眼治療は、遠くの見え方を極端に下げることなく、近くの見え方を改善します。
また、CKやモノビジョンLASIK では、左右の見え方を変える為、体質的に合わない方もいらっしゃいましたが、カムラ(KAMRA )による老眼治療はそういった方でも適応になる可能性が高いのも特徴です。
(暗い所での読書や極端に小さい文字を読む際は、老眼鏡が必要となる場合がございます。)
この老眼治療は、レーシックにも用いられている「フェムトセカンドレーザー」を使用して行われます。
フェムトセカンドレーザーで角膜にカムラ(KAMRA )を挿入するポケットを作成し、そのポケットにカムラを挿入して施術は終了です。
角膜内に挿入するカムラ(KAMRA )はコンタクトレンズよりも小さい直径 3.8ミリ厚さ 8ミクロンの黒いリングのような形をしています。
真ん中には小さな口径の穴が開いており、ピンホール効果により、近くの物が見えるようになります。
挿入後の見た目に違和感もなく自然に仕上がります。
カムラ(KAMRA )は術後、取り出すことも可能です。

◇カムラ(KAMRA )は、40〜65歳の方で、裸眼の状態で近視遠視乱視がほとんどなく、白内障や緑内障などの眼の病気がないことが条件となります。
但し、この手術はまだ新しい治療のため、現時点ではレーシック手術後の方はお受けしておりませんが、今後、レーシック手術後の方も対象にしていけたらと思っております。

カムラ(KAMRA )をお受け頂いた場合でも、年齢を重ねることで老眼が今より強くなっていく(ピントを合わせるための調節力が下がる)ことが予想されますので、それに伴い見え方も変わっていくことが予想されます。
尚、老眼に関しては、今後加齢と共に徐々に進むことが考えられますが、老眼の進行自体は一種の老化現象であるため、残念ながら、どの程度の速さで進行するかに関しては個人差がかなり大きいため、今後の老眼の進みに関して予測することは困難です。

当院ではこの度、レーシック+老眼治療を開始致しました。
レーシック+老眼治療は、レーシックで屈折力を調整して近視遠視乱視を回復させると同時に、レーシック施術時に作成するフラップ(ふた)の下に直径3.8ミリ、厚さ5ミクロンの黒いリング状のシートを挿入するだけで、老眼を回復させることが可能になった、画期的な治療方法です。
これまでのレーシック治療では老眼の症状がある方は老眼鏡が必要になる場合がありましたが、この治療の登場により術後も老眼鏡を必要としない快適な生活が可能となります。

◇レーシック+カムラ(KAMRA )が受けられる条件としては、40〜65歳の方で、白内障や緑内障などの疾患がなく、適応検査で施術が可能と診断された、過去にレーシックの施術を受けた事がない方となります。
そのため、既にレーシックをお受けいただいている方には、お勧めできかねます。

※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。

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